損益分岐点売上高



◆損益分岐点売上高とは??


損益分岐点売上高とは損益がちょうどゼロになる売上高のことです。
損益分岐点売上高を実際の売上高が上回れば利益となります。
また、損益分岐点売上高を実際の売上高が下回れば損失となるわけです。
従って、この数値は低ければ低いほど良いということになります。






損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率 








 損益分岐点比率



◆損益分岐点比率とは??

損益分岐点比率とは売上高に占める損益分岐点売上高の割合のことです。
つまり、損益分岐点売上高が、実際の売上高に対して何%に相当するかを計算したものです。
損益分岐点比率は低いほど不況抵抗力が強く安全といえます。



損益分岐点比率 = 損益分岐点売上高 ÷ 売上高 ×100(%) 


● 数値の目安 ●
90%以上‥‥改善が必要
80〜90%‥‥日本企業の平均的な数値
60〜80%‥‥安全
60%以下‥‥黒字確保に問題ない




コマツ
 損益分岐点売上高は年々増加していますが、売上高も増加しているのであまり問題はないと思います。

 2005年、中国政府が経済成長の過熱を警戒し、四月以降金融引き締め策を実施しました。この影響により、中国向けの売上は急速に落ち込んだせいではないかと考えられます。

 損益分岐点比率においては2003年に90%以上で改善が必要となっていますが、2007年にかけて毎年下がっていて、 特に2007年は60%以下となっているので問題ないでしょう。
日立建機
 こちらもコマツと同じで損益分岐点売上高は年々増加していますが、売上高も増加しているのであまり問題はないと思います。

こちらも、コマツ同様、2005年、中国政府が経済成長の過熱を警戒し、四月以降金融引き締め策を実施しました。この影響により、中国向けの売上は急速に落ち込みました。 このことが原因であると考えられます。

 損益分岐点比率においては数値の目安を参考にすると、「日本企業の平均的な数値」「安全」の数値に当てはまっているのであまり問題はないといえます。