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シェアの推移







太陽電池(世界市場)













 世界で太陽電池は技術の革新で急激に伸びてきました。上に載せた二つのグラフを比べて見ると、 日本のメーカーではシャープが大きな生産能力を持っています。シャープは2000年から拡大を続けていましたが2005年から 日本ではシリコン不足のため材料調達が困難になり生産量が伸び悩みました。 シリコン不足の原因としては日本より欧州諸国のほうが高値で売れるため日本にはシリコンが入ってこないことだと考えられます。 反対にドイツでは太陽光発電の買い取り制度(フィード・イン・タリフ)が2004年に強化されてから急速に拡大しQ-Cells社がシャープを抜きトップになり、さらにその差の拡大が続いています。 また、4位のアメリカFirst Solar社がシリコンを使わない化合物太陽電池メーカーで唯一トップテン入りしています。これはシリコンの価格高騰の影響をほとんど受けない化合物系原料を使用しているためで、これからの伸びが期待されています。 今後、他国では国や地方での太陽電池産業への投資を支援する動きが強まっており、さらに激しいシェア競争が展開されると思います。
また、太陽電池業界はうまくシリコンの調達ができれば新規参入が容易になります。そのため、人件費などコスト面で有利な中国企業や東南アジア企業の技術力、一貫生産体制が発展してくると日本の企業にとって脅威になると思います。








太陽電池(国内市場)















 国内市場ではシャープのシェアだけが縮小しています。これはシャープが生産量を減らしたことが原因だと思います。 日本での今後の太陽電池市場は単結晶シリコンや多結晶シリコンが
不足している現状で 薄膜シリコンや薄膜化合物などの代用品を多く確保することがシェア拡大のかぎをにぎると思います。








単結晶シリコン















 世界市場と国内市場のどちらを見ても信越化学工業とSUMCOの2社で7割以上を占めている状況です。 また、信越化学工業は両方の市場を比べるとシェアの変化が少ないですが、SUMCOは
約10%国内市場のシェアが高くなっていることから SUMCOは国内事業に力をいれていることがわかります。今年5月にはコマツ電子金属を完全子会社化し、 長崎、佐賀の国内工場に大きな設備投資を行いました。政府が来春に導入を予定して
いる補助金制度により日本での設置数は増加すると予想されるので今後の各社の戦略に注目したいです。



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